集中講義
今日は集中講義だった。
村田本、読了。自立生活運動(1980年代以降のそれ)はサービス利用とサービス供給双方における当事者の参入というのがポイントだろう。またサービスを行政から委託する関係というのも、両義的なものではある。しかし、けっきょく当事者性を生かして関係を保ち、事業を発展させていくというようにまとめれていると読んだ。
次は、これ。
京大の院生と交流する機会があったので。
- 作者: 落合恵美子
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1989/12/01
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約70ページ(2章まで読了)
近代家族の形成の2側面(特に出産)
①比較的開放的かつ女性文化の中での出産がまずキリスト教にとりこまれる。産婆はキリスト教の公認を必要とするようになる。
②つぎに国家と市民社会に出産はとりこまれる。産婆には専門職たる医師が取って代わり、出産が持っていた儀礼的・文化的意味は希薄になる。
人口の変動もまた、ヨーロッパ型の結婚(希婚・晩婚)→一家族何人までという出産の抑制という二段階を通る。