すっかりサボってしまった。

すっかり日記をつけずにすごしてしまった。
やっと英語が終わった後支援2日、その後、学会報告を作ったりしていた。

言い訳にならないけど、その間本はあまり読めなかった。恥ずかしいことだ。一昨日、学会報告が終わり、昨日、今日とは100ページずつ読めた。何とか立て直していきたい。

なんせ、こればっかり読んでいる。『1968』もう3週間くらいか。早く読了したい。

今日のところは連合赤軍。この章で150あるのでまだ終わってない。

これとは別に厚生白書2年分約10ページ(身体障害者福祉関係)を読む。

それと読売新聞を「身体障害者」で検索し、古い順に読んでいる。大学院のコピーは使いすぎると注意されるため5記事くらい読んだ。『読売新聞』の「人生案内」は、このままの数で、継続してあるとしたら、それだけで論文になりそうだ。書いてあることは、今日見た範囲では、「素直になるしかない」という論調のものばかりだったけど。


まだ章は全部終わっていないが、結局『1968』という大著が指摘しているのは、

学生運動には殴り合って自分を確認するみたいな自分探し的要素があった。

②時間を追うごとに身近で具体的な問題から、抽象的な問題に傾斜する。

③②に沿って組織的にはセクト率が上がる。

④対外的にはより過激な行動にでて他セクトから抜きんでようとする。

⑤体内的には官僚的な組織となり、かつ日和見的だと思われたくないという心理から、おかしいと言えなくなる。

くらいだと思う。みんな同じパターン。そして、最後を飾ったのが連合赤軍。章の中に出てきた自分の逮捕につながる脱走者を殺害して、地位を追い落とす危険のある奴を共犯にする、これが連合赤軍の一貫した行動パターンというのは、よくこの団体を示している(ように思う)。

思いだすものが二つあった。1つは学部生の頃読んで今やあまり覚えていない、マックスウェーバーの「社会主義」。細部は覚えていないが、どんな組織も官僚化して、官僚化すると逆機能を発揮するというもの。
どんなスローガンのものでも組織って似たり寄ったりだと『1968』読むとよく分かる。どんな人間も同じ組織のメンバーの評価を気にして、後になれば「なんであんなひどいことをしたのか・・・」みたいな。あとは嫉妬とか名誉欲とか。みんな看板違うだけでいっしょやんと感じる。

もう1つはドストエフスキーの『悪霊』。これもあんまり覚えていないけど、狂信的な革命主義者がでてきて、革命組織とか言って数名しかいなかったはず。怖いくらい予言しているなぁ。

この他、今日は、頼まれたコラムを書いたり、先輩とご飯に行ったり、今度、大学でやるイベントの手伝いで、とった宿が障害者に適しているかどうかを調べる仕事をした。

こんな1日がもっと多くなるとよいのに。今日は大学院生の1日としてはまともの様な気がする。これから帰る。帰りにはもう少し本が読める。