『健常であることを見つめる』を読む、支援の日
今日、1つ目の支援を終える。ほぼ平穏無事だった。
電車で『健常であることを見つめる』を読んだ。筆者からは博士論文を頂いていて、今のところ同じ内容だ。後日詳しく書くがやはり資料的な価値は高い。特に、健全者の位置づけの変容というか、介助体制を維持するにはやはり専従が必要で、それえだけにその人が力を帯びていく。そんなヤツはこちらから願い下げということになる。そんな混乱があり、これが以前から抱いていた介護される=自由を奪われるという図式に拍車をかけたであろうことは想像に難くない。
健常者の実体験もさることながら、恒常的な介護体制構築前の試行錯誤の記録としても読める。
「健常」であることを見つめる―一九七〇年代障害当事者/健全者運動から
- 作者: 山下幸子
- 出版社/メーカー: 生活書院
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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