しののめ36号を読了

 今日は、大学院で講演会があり手伝いに行く。指導教官が中心になっているらしく、人数把握など回ってくる。始まる30分くらい前に来てくれとのこと。胃が痛いことは言っていない。タイミングを逸した。
 さて、『しののめ』36号を読了。布団にくるまって読んだ。1958年に書かれたこの障害者の会報だが、この号では施設(光明学校・柏学園・整枝療護園)の特集している。

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①大事なことは、この時期すでに障害者施設の必要性に疑問が呈されていること(家族と離れることの問題、入っている障害者の不憫さ)。

②それと反するようにも思えるが、経験を書いている障害者からは特に光明学校ではかなりの自由や自治がみとめられていること。

③以上から、1968年に建設される療育センターでの闘争に初期の会員が賛同できなかったことは部分的に説明されるのではないか。すなわち、彼らの経験した施設は小規模で、教員との関係も比較的密接だった。新田の運動はそのような施設ではなく大規模で管理的で近代的な施設から起こった。両者の施設観が違った可能性は大きい。
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行ってきます。