最近の資料たち

最近今村本読んでいます。

研究の方は『車いす民集会』の資料がだいぶ集まってきてうれしい。

排除の構造―力の一般経済序説 (ちくま学芸文庫)

排除の構造―力の一般経済序説 (ちくま学芸文庫)

暴力のオントロギー

暴力のオントロギー

最近の資料たち

『しののめ』という障害者団体の資料をずっと読んでいるのだが、なくならない。しかも国立国会図書館で選んでコピーしてきた分だけなのに・・・。新しい発見はいっぱいある。少しマニアックだが。

障害福祉年金ができる頃に、すでに扶養義務の問題が取り上げられている。これは、1986年の施設費用徴収問題の論点に似ている。

②1970年の記事には身体障害者福祉審議会に宮尾修が呼ばれたことに関連して、当事者の委員の必要を訴えている。政策策定への参加の要求である。


その他・・・・・・・・・・・

井上本、2冊目。

共生の作法―会話としての正義 (現代自由学芸叢書)

共生の作法―会話としての正義 (現代自由学芸叢書)

自立生活の意味関連で、大谷強、岡田武世などを読む。ノーマリゼーション関連の言説史も進めていきたいところ。しかし、忙しい。お盆はずっと支援だった。お金もないし、ちょっとずつやっていくしかない。

最近の本たち

無痛文明論

無痛文明論

絶対孤独の考え方が私には肌に合う。

マルクス・フォー・ビギナー〈1〉共産党宣言 (マルクス・フォー・ビギナー 1)

マルクス・フォー・ビギナー〈1〉共産党宣言 (マルクス・フォー・ビギナー 1)

解説がとてもよかった。

リベラリズムを学ぶ上で参考になる。まだ、七割くらいしか読んでいない。

最近の本たち

障害は個性か―新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって

障害は個性か―新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって

遅ればせながら読んだ。表題とあっているのは最初の1章しかないのは気になった。茂木を批判している杉野本の5章と併せて読むとよい。

障害学―理論形成と射程

障害学―理論形成と射程

今、1960年代の障害者運動関係を追っている。

愛はすべてをおおう―小林提樹と島田療育園の誕生

愛はすべてをおおう―小林提樹と島田療育園の誕生

読了。

障害者福祉論を実はよく勉強していない私は、

現代障害者福祉論

現代障害者福祉論

を半分くらい読んでいる。

またしても・・・・

だいぶん間を空けてしまいましたが、
小川本読了。案外にダイレクトペイメントは拡がっていないということが書いてある。

その他、荒井裕樹さんといって自分が研究している障害者団体の文学性に着目した論文を読む。その団体の主役と目されている2人の思想の微妙な違いの指摘が重要。

深田耕一郎さんのもさらに2本。公的介護要求者組合の論理はほぼここに出され尽くしている。

今日は後輩とごはん。久しぶりにたのしかった。

最近読んだ本

以前はぱらぱらめくっていたが集中して読む。ダイレクトペイメントの事務手続きの複雑さと知的障害関連のサポートは重要な論点となると思う。

深田耕一郎さんの論文×2

何れも学会誌でない方を。「介護の社会化からこぼれ落ちるもの」は自分の博論にとても役立つ。

JILと組合の介護関係の比較は重要。組合が介護に貨幣を介在させることを量的な確保のためのみと考えているのに対し、JILは関係そのものをビジネスライクにしているとの趣旨。

以前読んだ、現代思想のケア対談とつながる。

愚痴ってばかりもおられないから。非常勤対策。

読んでいるのは・・・・・・

モノと男の戦後史

モノと男の戦後史

溜まりにたまった

非常勤はとても憂鬱。出て行ってもいいと行っているのにくるからもう打つ手無し。

今日は支援だった。

さて、この間に回復してきて、いくつか読めている。

まず、1960年代70年代、80年代の障害者福祉関連

①高谷清「障害者の人権」『ジュリスト』

児島美都子「コロニー政策を考える」小川正亮『障害者と人権』
これは、知られていないが隠れた名著。

③鈴木正里「リハビリテーション批判」『大経大論集』

④正村公宏「ダウン症の子をもって―体験的障害者福祉論」『世界』

※③と④は障害児をもつ父親の文章としても比較できる。鈴木論文にはほとんど自分の息子は出てこないが。

今日、

を読み終わる。また、


現代史を学ぶ (岩波新書 新赤版 (394))

現代史を学ぶ (岩波新書 新赤版 (394))

渓内本、読み終わる。

伊東本も読了している。